2021年9月20日から22日に、3年に一度のIARU-3の総会が、タイ連盟の主催で行われました。Zoomを使ったオンライン開催だったそうです。
興味深いことに、HF帯におけるQRMの解消のために、バンドプランの変更が議論されています。特に、JARLに対し、日本の国内FT8周波数を7041 kHzから7030-7040 kHzの間(具体的には7037kHz)に変更できないかを検討し、2021年末までに回答することが求められたことが注目に値します。
この件は、ARRLの2021年9月23日付けニュースレターの”IARU Region 3 Considers Significant Expansion of HF Digital Segments”というタイトルの記事で知りました(より詳細には、このARRLレターを紹介されていた「SDRでBCLを」さんの9月25日付け記事で知りました。)。
ARRLのニュースレターは、非会員でもリンク先(http://www.arrl.org/arrlletter?issue=2021-09-23 )で読むことができます(ここにも、活動の成果をコミュニティに返そうというARRLの意思が感じられます。)。
IARU-3の総会の資料はここで公開されているので、調べてみました。
Bandplan Committeeの原案
以下のドキュメントです。特に029と031。
- 029 Bandplan Committee Report
- 031 IARU Region 3 Conference 2021 – WIA – IARU R3 Interim HF Band Plan Proposal – Data Segment Revision
- 035 Proposal to Seperate Bandplan Committee
- 039 IARU Region 3 Conference 2021 – WIA – Band Planning Control Mechanisms
バンドプラン改定の目的として、以下が謳われています。
- HFバンドプランの世界的なハーモナイゼイション(統一・調和)
- Conversational(会話的)なデータモード(PSK, RTTY, Olivia等)とTime Synchronised(時間で同期された)なデータモード(FT8, JT9, JT65, WSPR等)の分離
- 時間で同期されたモードの増加に応じた帯域の拡大(主に、現時点では利用が減少したRTTY用帯域とのトレード)
- 40m bandでのvoiceとdataのより効果的な分離
具体的には、下図において、現在上のようになっているプランを、下のように変更したらどうかという提案です。
よく見えないので赤枠部分だけ拡大すると、現在は
であるものを、
このように改訂したいという提案です(上からR1/R2/R3。青はCW、赤はData、緑はVoice)。
そのココロは、こういうことのようです(若干の意訳を含む。)。
- 7000~7040でCWが出られるようにしたい。
- 7040~7050を「会話的なデータモード(PSK, Olivia, RTTY)」のため確保したい。なので、voiceは7050以上とする。CWは7040~7050でいちおう出られるが、secondary baseとする。
- 国内データ通信は7030-7045だけしか出られない日本みたいな例があることも理解している。
- ただ、7040-7044が、IARU-R1(EUやAF)でPSK/Oliviaの中心周波数になっている。そこで、この範囲を他のモードも含めた(会話的なデータモードの)世界的な中心周波数にしたい。
- そこで、7030-7040を「Domesitic Data Only(国内通信に限ってはのデータ通信も可能)」な周波数として残すので、JA国内周波数の7041は、7030-7040の間(031の文書では、より特定して「7037kHz」)に移動してもらえないだろうか・・・。
- (もし7041kHzの移動が無理なら、interm solution(仮の解決策)として、Domestic Dataを7030-7044kHzにするけど・・・)【この項、2021-09-26 22:05追記】
- (7050-7060のデータモードはR3だけだが、さらに検討したいのでとりあえずそのままにする)。
40m以外については、
- R-3の非常通信周波数3600kHzを3680kHzに変更する。
- 世界的な20mのSSTV周波数を14230kHzから14330kHzに変更する。
Working Group 2での議論
「WG-2 Report」に書かれています。WG-2としては、
- Bandplan Committeeの提案を直ちに採択はしない。その代わりに、
- JARLに対し、JA国内周波数の7041を7030-7040の間に移動できるか検討し、2021年末までにBandplan Comitteeに報告せよ。
- 他のR3連盟に対し、(特に40mにおいて)法制化された(administration-mandated)バンドプランがあるかを調査して、2021年末までにBandplan Comitteeに報告せよ。
- 各国の連盟は、Bandplan Comitteeの提案文書(031と039)を各国のアマチュアコミュニティに配布し、意見を集めて、2021年末までにBandplan Committeeに報告せよ。
という意見でした。
総会として、このWorking Group 2の意見がそのまま採択されたのかどうかは、公表文書からはまだわかりません。ですが、ARRLのニュースレターによれば、そのまま採択されたものと思われます。
JAコミュニティ/JARLとしてありうべき対応
これをうけて、JARLはどう動くべきでしょうか。
- まず、IARU-R3の要請を受け、今回の提案を大至急JAの「アマチュアコミュニティ」に提示して、パブコメにかけるべきでしょう。締め切りは2021年末ですから時間がありません。
- JAの「アマチュアコミュニティ」としては、国内周波数を7041kHzとする必然性はあるでしょうか。黒点数が上昇するこれからの時期に、FT8ばかりでなく、RTTYやPSKといった他のモードでDX交信のチャンスを広げるために、FT8を7037kHzに移動して7040-7044をクリアにするという提案は、受け入れ可能ではないでしょうか。
なお、JAの現行バンドプラン(下記)と今回のR3の提案をさらに比べてみます。
- JAの現行バンドプランは、今回のR3の提案と、Phoneが下限7045まで出られてしまうこと、7045~7050の間で国外局とのデータ通信ができないことが整合していません。そこで、今後、「狭帯域データ」と「CW, 狭帯域の電話・画像」の区切りを7045から7050に移動させる必要があるかもしれません。
- ですが、この部分はバンドプラン告示(無線局運用規則第二百五十八条の二の規定に基づくアマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別)で決まっていることなので、総務省にお伺いを立てて告示を改正してもらう必要があります。
- そもそも論として、バンドプランといったアマチュア無線界の内部事情のために、いちいち総務省にお伺いを立てて告示改正をしてもらうのは手間で、申し訳ないと思います。2015年のバンドプラン改正まで7MHzと24MHzでJT65に出られなかったように、アマチュア無線家にとっても不都合があります。
- また、JAの法的バンドプランの制約がなければ、R3のバンドプランにおいて、7030-7040を「Domesitic Data Only」として残してもらう必要もなかったように見えます。国際的にも迷惑をかけていることになります。
- 確かに、違法局・不法局が蔓延しているVU帯については、法的な強制力があるバンドプランが必要です。ですが、HF帯とSHF帯以上については、規制緩和の一環として告示から外してもらい、JARLがバンドプランを自主的に制定できるようにした方が、国際的な動きにも柔軟に対応できてよいのではないでしょうか。
(2021-09-26 記)
7037kHzだと、ロシアの軍事ビーコン?のQRMを受けるのでは、とのご指摘を頂きました。
https://twitter.com/JQ1MSQ/status/1442059245730467843
JT系のデジタルはQRMに強いモードですが、7037ではこのビーコンのためQSOに支障がでるのであれば、JA国内周波数はもっと下げた方がよいかもしれません。7035か7033か?80mの3531kHzに合わせて7031kHzというご意見もありました。
なお、031番のドキュメントには、
“Recognition of 7040-7060 plus 7065-7080 kHz as the new 40m data segment with Voice operation reduced to secondary status between 7060-7070 kHz.”
(仮訳:7040-7060 kHzに加えて7065-7080 kHz を40mにおける新たなデータ帯域と認識する(7060-7070 kHzのvoiceはセカンダリベースとする)
という記載があります。
(FT8のデフォルト周波数が7074、JT65が7076、JT9が7078であることに鑑みると、with Voice operation以下は誤植で、「with Voice operation reduced to secondary status between 7070-7080 kHz.(7070-7080 kHzのvoiceはセカンダリベースとする)」の方が正しいような気がします。また、”plus 7065-7080 kHz”は”plus 7070-7080 kHz”では?とも思えます。が、それらの点はともかく・・・)
7040kHz台をConversational Data、7070kHz台をTime Synchronised Dataにしたい、というのが世界的な潮流なのであれば、JAの法定バンドプランもそれに合わせるのが本筋・正論です。しかし、総務省告示の縛りがあり、時間がかかります。よって、当面の対策としては国内FT8周波数を7041からもっと下に下げつつ、中長期的な目標としては総務省に働きかけて国内外ともに7070kHz台でTime Synchronised Dataが使えるようにしてもらう(または、HFをバンドプラン告示から外してもらう)必要があるように思います。
なお、JAに限らず世界的な問題として、
- R3の議論は、7038.6kHzのWSPRと7047.5kHzのFT4を考慮していないように見えます。これらはConversational DataではなくTime Synchronised Dataであるとして7070台に移すのか、それともバンドプランを現実に合わせる(例外を設ける)のか、どちらの方向にしても、要検討です。
- サイクル25の黒点数上昇期にさしかかっており、今後、コンディションの上昇が期待される中で、今のようにJT系の運用がピンポイントな周波数に集中したままでは、ますますQRMがひどくなっていくと予想されます。運用周波数を散らすために、FT8の周波数を広げる(たとえば、WSJT-X/JTDXのFT8デフォルト周波数に7078を追加する)ことも要検討ではないでしょうか。
(以上、2021-09-26 23:55追記)
山内さん、
ちょっと違った観点からの指摘ですが、
JARLのバンドプラン上、例えば7030-7045kHzの狭帯域データとはJA局にとっては国内・外国の区別なく運用できることになっています。すなわち外国の局が7030-7045kHzでのJA局をコールしてきたので応答するのはJARLのバンドプラン上は何ら問題ないことになります。実際に国内局との交信後に外国の局が呼んできてこれに応答した経験は皆さんお持ちと思います。また以前は1908kHzで海外局とQSOしていた経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。歴史的にRTTYなどのデータはここでしか運用できなかったはすですから国内専用などの制限があるはずがありません。
一方で今回のIARUの改正目的が「recognition of 7040 – 7060 plus 7065 – 7080 kHz as the new 40-meter data segment with voice operation」であるとすると外国の局が7030-7040kHzでJA局と交信できなくなってしまいこれはJARLのバンドプランの趣旨には反した結果になってしまいます。
上記の解釈のねじれの原因はJARLのバンドプランの趣旨を便宜上「国内交信用」とか呼んだ結果これを「JA domestic FT8 channel」と訳して海外に伝えてしまったことによるのではないかと推測しています。このねじれを放置してしまいますと「VK domestic FT8 channel」などと称するものがVKのバンドプランに記載されるとここでJAが呼ぶとR3のバンドプラン違反だよなど言われて笑えないことも起きるのではないかと思っています。
以上から直感的な結論ですが、
「recognition of 7040 – 7060 plus 7065 – 7080 kHz as the new 40-meter data segment with voice operation」が実現できるように、新たに割り当てられた1.9MHzと3.5MHz帯のやり方に従って総務省に7MHzの告示を全電波形式として「7037kHzに移行提案」は忘れてもらう。
かなと思っています。
さっそくのコメントをありがとうございます。ご指摘の「7040-7060 kHzと7065-7080 kHz を40mにおける新たなデータ帯域と認識する」というR3の提案が記事から抜けていたので、追記しました。
確かに、7041で国外局からコールされることがときどきあり、JA局が返答しても日本のパンドプランには違反しません。もし7030-7040が「Domestic Data Only」に指定されると、その範囲で国外局からコールされることは激減するかもしれませんね(万が一国外局からコールされたときは、JA局が返答しても日本のバンドプラン上はOKということになるのですが・・。)。まあそれは仕方がない、国外局とQSOしたいJA局は7074に出なさい、ということなのでしょう。
最後の「直感的な結論」はとても大事なことで、JAも「7040-7060 kHzと7065-7080 kHz を国内外ともにデータ帯域」とすれば(もし国内優先周波数を決めたければ、その範囲内で決めればよい)、国際的な目標にも合致するし、7041か7037かみたいな面倒な話もしなくて済みます。ですが、いかんせん日本では総務省を巻き込まないバンドプランを改正できないという点が足かせとなります。なので、将来的には、HF帯はバンドプラン告示から外してもらえば、JARLだけで決めることができるようになります。これが「アマチュアは国際的であること」にも合致すると思っています。
山内さん、
早速のコメントバックありがとうございます。ご意見の趣旨は理解できていると思います。
それで、気が付いた追加のコメントですが、
山内さんの翻訳文章の中に
「他のR3連盟に対し、(特に40mにおいて)法制化された(administration-mandated)バンドプランがあるかを調査して、2021年末までにBandplan Comitteeに報告せよ。」
とありますが、「他のR3連盟に対して」は「JARLを含むすべてのIARUR3会員」だと思っています。これであれば山内さんと小生の共通の懸念である総務省告示の問題をJARLが報告して2022年からこの不整合を基に新たにバンドプラン改正方法を議論する段取りに入れると理解しています。
全般的な感想ですが、今回の提案はJARL以外の会員にとってもあまりに劇的な変化があるので「Bandplan Committeeの提案を直ちに採択はしない」という棚上げに合意したのでは推測しています。それでJAに与えられた2つの宿題をJARL代表は事実に基づいて粛々と回答されると思いますのでそれを見守ればよいのではないかと思っています。
理解不足があればご指摘ください。
バンドプラン等解決すべき問題はありますが、まずは提案されている7037kHzが適当かどうかで一言.
FT8で使われる周波数帯域幅は3kHz以内とは限らず、相手が受信できれば5kHzまで使用可能です(Sun SDR機で確認済み).通常の機器だとそこまでは無理としても、ICOM系の新しい機器では3.6kHz、K3では4kHzまで十分受信可能で、実際Tx周波数3kHz以上でコールしてもよく応答がありますね.
送信はもちろん「Rig」または「Fake It」の設定で問題ありません.
したがって上限が7040kHzであれば7037kHzだと頭が閊えますから、もっと下に設定する必要があります.この際7030kHzでもいいかもしれません.
これまた貴重なご意見をありがとうございます。031のドキュメントでは「7041kHz (dial)」「7037kHz (dial)」というように、わざわざ「dial」と書いてあるのですよね。IC-7300で7041にダイヤルを合わせると、おおむね±1.5kHzくらいの範囲をデコードしているようです。できるだけバンドの下の方に設定するとなると、「7032 kHz(dial)」ということになるでしょうか。
ダイヤルの周波数は通常キャリアポイントを表示し、FT8の場合7041kHzに合わせると7041kHzがDF=0Hzの位置となり、そこから上で皆さんが送信しています.したがって、最も下限にする場合は7030kHz(dial)でもOKです.
「±1.5kHzくらいの範囲」とはIC-7300のスコープ上での事でしょうか?もしそうであれば、スコープ設定の「センターモード表示」がデフォルトの「フィルターセンター」になっているからでしょう.その設定ですとUSBやUSB-Dではフィルターセンターの1.5kHzがセンターに表示され、キャリアポイント(つまりダイヤルの周波数)は1.5kHz下となります.これは設定を「キャリアポイントセンター」にした方が、感覚に合うように思います.(取説5-5)
すみませんわかりにくかったですね。「おおむね±1.5kHzくらいの範囲をデコードしているようです。」と書いたのは、WSJT-X/JTDXのウォーターフォール上での挙動を指しているつもりでした。
私の環境では、WSJT-X/JTDXのWFの中心は「1500」になっており(たぶんデフォルト)、Split OperationはFake Itです。Fを7.074.000に設定し、Txを1500Hzに設定して(赤いマークを1500に置いて)Tuneすると、IC-7300はちょうど7074kHzでキャリアを送信します。赤いマークを500に置いてTuneすると7073kHzで、2500に置いてTuneすると7075kHzで、それぞれキャリアを送信します。
なので、IC-7300のダイヤルを7030にして、WSJT-X/JTDXのWF上で赤いマークを1500以下に設定して送信すると、7030以下で送信されオフバンドになってしまうように思います。
7050kHz=ど真ん中を指定周波数とするのが安全なような気がしてきました。
山内さん、
FT8で発射される周波数について、場違いかもしれませんが説明いたします.
(もしCQ誌2019年8月号の別冊付録「FT8実践運用マニュアル」をお持ちでしたら、私が執筆した第3章の「有用なセッティング(Split Operation)」を合わせてご覧ください.p.11)
<基本>
WSJT-XもJTDXも、「Fake it」を選ぶと、PCのトーン信号は常に1,500Hz~1,999Hzを保ちながら目的のTx周波数の電波を送信するようリグのダイヤル周波数を500Hz単位でシフトさせ、高調波がそのまま電波として発射されないよう工夫されています.他にも幾つかメリットがあり、「Rig」ではSPLITの送信ダイヤルの周波数が同様の動きをします.
<振る舞い>
まず、WF上でTx周波数1,500~1,999Hzのどれかを選んだ場合は、リグのダイヤル周波数は送信時でも受信時と同じです.(例えば7,074kHzとする).しかし、WF上でTx周波数500~999Hzのどれかを選んだ場合は送信時だけダイヤル周波数が1kHz下にシフトします.
例えばWF上で500Hzを選んで送信した場合、ダイヤルは1kHz下がって7,073kHzとなり、リグには1,500Hzのトーン信号が加わり、7,073kHz+1,500Hz=7,074.5kHzの電波が発射されます.これは「None」の設定で、PCからTx周波数のトーン(500Hz)をリグに加えるのと同じことになります.(7,074kHz+500Hz=7,074.5kHz)
<確認>
山内さんが書かれていた内容を引用すると、
「Fを7,074.000に設定し、Txを1500Hzに設定して(赤いマークを1500に置いて)Tuneすると、IC-7300はちょうど7074kHzでキャリアを送信します。赤いマークを500に置いてTuneすると7073kHzで、2500に置いてTuneすると7075kHzで、それぞれキャリアを送信します。」
とありますが、最初のTx 1,500Hzに設定した場合は、リグのダイヤルは 7,074kHzですが、1,500Hzが加わった7,075.5kHzの電波が出ます.赤いマークを500に置いてTuneした場合はダイヤルは7,073kHzですが、1,500Hzのトーンが加わり7074.5kHzの電波を発射し、2,500kHzの場合はダイヤルは7,075kHzですが、1,500Hzのトーンが加わり7076.5kHzの電波を発射しています。
したがって、ダイヤル周波数7,030kHzでWSJT-X/JTDXのWF上で赤いマークを1500Hz以下に設定して送信しても、「7,030kH+Tx周波数」の電波が発射され、7,030Hz以下に出ることはあり得ません.
よって、最も下の7,030kHzに設定してもオフバンドの心配はありません.
下から8行目「1,500Hzが加わった7,075.5kHzの電波が出ます.赤いマークを500に置いて」は、
「1,500Hzのトーンが加わり7,075.5kHzの電波が出ます.赤いマークを500Hzに置いて」
下から2行目「7,030Hz以下に出ることはあり得ません.」は
「7,030kHz以下に出ることはあり得ません.」
に訂正いたします.眠くて集中力低下でした(苦笑).
ありがとうございます。
・ダイヤルの周波数は通常キャリアポイントを表示し、FT8の場合7041kHzに合わせると7041kHzがDF=0Hzの位置となる。
・赤いマークを500に置いてTuneした場合はダイヤルは7,073kHzですが、1,500Hzのトーンが加わり7074.5kHzの電波を発射する。
この2点を理解していませんでした。またCQ氏別冊付録の貴稿を拝見しましたが、Fake itの時のシフト幅が500Hz単位であることも知りませんでした。
勉強になりました。ありがとうございました。
[…] 国内FT8周波数が7041kHzから7037kHzに移行?(追記あり) 2021-09-26 […]
[…] 2021年9月26日付けの記事「国内FT8周波数が7041kHzから7037kHzに移行?(追記あり)」の続きです。 […]
[…] 7MHzFT8周波数移転問題国内FT8周波数が7041kHzから7037kHzに移行?(追記あり) 2021-09-26「7041問題」(7MHz国内FT8周波数移転問題)の論点整理 2022-01-22バンドプランは誰のもの?(7MHz帯狭帯域データを中心にその変遷を振り返る) 2022-01-30 […]