新年のご挨拶(2022年)

松も取れてしまいましたが、遅ればせながら新年のご挨拶を申し上げます。

QSOパーティ

昨年2021年は、正月恒例のQSOパーティで幕を開けました。2018年1月以来訴えてきた期間延長が実現した初めての年、6日間フル参加しました。たくさんの方と新年の挨拶を交わすことができました。

クラハCQ部屋

2021年2月頃からでしょうか、音声チャットアプリ「Clubhouse」が日本でも急に盛り上がり始めました。音声だけのやりとりはアマチュア無線に似ているということで、友人がアマチュア無線をテーマとしたグループ「CQアマチュア無線クラブ」を立ち上げ、私もモデレーターの末席に加えて頂いています。毎週土曜日21時からのラグチュー部屋が途切れることなく続いているのは、無線愛が熱くまた個性あふれる参加者の皆さんのおかげです。私が5I3BタンザニアとQSOできたのも、クラハメンバーの応援のたまものでした。みなさまも是非、毎週土曜日21時の「CQアマチュア無線クラブ」を聞きにいらしてください。

8J1-7CALL

2021年4月22日まで、そのちょうど1年前に開局した7コール発給開始30周年記念局「8J1-7CALL」の運用をやり切りました。コロナ禍で、「7コールアマチュア無線クラブ」メンバー個々人による運用が主でしたが、その合間を縫って、一昨年10月11日の「アウトドアミーティング in 八王子 2020」での体験局「8J1YAB/1」運用と、5.6GHzATV等を運用した昨年4月18日の「第2回ハムらde無線フェア」での公開移動運用という2回の屋外合同運用を実現できたのは奇跡でした(JARL東京都支部の皆様には感謝しかありません。)。「#20日後にQRTする記念局」キャンペーンを経て、2021年4月22日最終日のすみだ生涯学習センター(ユートリヤ)での合同運用、そしてその夜、珍モード「Feld-Hell」の送信をもって閉局したのも、7コール組らしい幕引きでした。無線歴がほぼ同世代の「7コールアマチュア無線クラブ」メンバーがネット上で集まって作った記念局を、私は一生忘れることはないでしょう。※「8J1-7CALL」1年間の個人的振り返り記事はこちら

JARL社員総会

2021年6月27日には、社員として初めて、JARL定時社員総会に出席しました。JARL執行部が今年から速記録を廃止してしまいましたので、その内容を少しでも詳しく皆様に伝えられるように「JARL第10回定時社員総会ご報告(その1)」以下、5本の記事を書きました。JARLの現状をご理解いただけましたら幸いです。

#駅前QRV

2019年11月に産声を上げた #駅前QRV 。7L4XQIけんけんさんが提唱された「日常の中でも無線運用を楽しめる」スタイルは、雑誌やオンラインメディアにも取り上げられひとつのジャンルとして定着した感があります。ネットの力をうまく利用しながら、地上でパイルアップを受けられるのです。2021年4月には記念局「8J1-7CALL」で #駅前QRV。6月以降は「VX-3で開局したニューカマーが付属ホイップで」「ニューカマーがショートホイップSRH805Sを買ってみた」「カムバックハムが昔のリグC501で」といった「想定シリーズ」を敢行。12月にはなんとあの「ももすけ」さんも駅前QRVを実行してくださいました。

バーチャル・ハムフェス2021

2021年11月13日には、昨年に引き続き「バーチャル・ハムフェス2021」に実行委員として関わりました。今年もたくさんの方から非常にレベルの高いご出展をいただき、バーチャル呑み会は翌朝まで続きました。アイコム株式会社様と第一電波工業株式会社様からいただいた全面的なバックアップは、実行委員会代表として大変心強いことでした。バーチャルイベントにリアルの要素を、と「社会実験・FT8 QSOパーティ」を併催し、たくさんの局にご参加いただけました。JARL執行部から一部妨害があったことはとても残念でしたが、”立場”を超え、たくさんのJARL理事・地方本部長・支部長・社員の方々にもご参加いただけたことは、アマチュア無線界の「分断」を望まない私にとって感激でした。

パブコメ意見提出・制度改正の読み解き

ここ数年、アマチュア無線に関連する重要な法改正が続いています。2021年も、パブコメに意見を提出したり、制度改正を私なりに読み解く記事を公表してきました。本来はJARL本部の仕事だろうと思っています。


2022年の抱負

2021年は、なぜかアマチュア無線が一般メディアに取り上げられることが多かったのですが、その多くが「レトロな趣味」と位置づけていたように思います。アマチュア無線衰退の原因をインターネットに求める人もいます。ですが、私たちは、FT8や、昨年公表された新デジタルモード「Q65」といったデジタルモードを挙げるまでもなく、インターネットやパソコンといった最新技術を軽やかに利用し、アマチュア無線の活動の幅を広げてきたのではないでしょうか。アマチュア無線には、もっと大きな可能性が秘められていると、私は信じています。

今年は、2年に1度のJARL選挙の年です。「山内はJARLを乗っ取ろうとしている」と言う人がいるそうですが、意味がよくわかりません。JARLは誰か一人の所有物ではなく、アマチュア無線界みんなのものであり、取ったり取られたりするものではありません。

会員の代表である社員として、たくさんの皆さんのご意見を聞くに付け、ずいぶん前から繰り返し指摘されているJARLの課題がなぜ解決できないのかと考えさせられます。JARLの外では数々の有益な活動が行われており、JARL地方本部(北海道・東海・関西)はオンラインイベントを成功させ、各県支部でも地域にしっかりと根を下ろした活動が行われています。

なのに、なぜJARL本部は、ハムフェアの出展者説明会すらオンラインに移行できず、総務省と約束した社会貢献活動ガイドラインを適時に公表できず、アマチュア無線免許手続きの簡素化が議論された昨年11月の内閣府規制改革推進会議に人を出せず、IARUからの要請である7MHz国内FT8周波数の移動についてきちんとした役割を果たせないのか。どこかに、進歩を止めている要素=「ボトルネック」があるのではないか。一部の従順な人を優遇する一方で、なぜやりたいと名乗り出る人を除してしまうのか。それが人の問題なのか組織的な問題なのかを探す活動を、私は今年も続けていきたいと考えています。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(2022-01-10 記)

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