JARL選挙立候補に当たっての所信(2024年全国理事)

私、7K1BIB 山内貴博 は、2024(令和6)年のJARL選挙において、全国理事(全国の区域内の理事の候補者)に立候補致しました。初挑戦です。貴重な一票をどうか私にお託し下さい。ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

3月に、ZOOM上で活動報告・意見交換会を開催します。詳細はこのブログ上でお知らせ致します。皆様、ぜひお気軽にお越し下さい。

力を入れている無線活動

  1. アマチュア無線の裾野を広げる活動に力を入れています。2つの体験局(7コールアマチュア無線クラブ 8J1YABと、杉並区アマチュア無線クラブ 8J1YAO)の開設・運用に関わりました。今も、中高大生・大人たちのメンバーと、杉並クラブ(JR1YNU)による体験運用に積極的に関わっています(楽しんでいます!)。
  2. 海外からの運用は20回以上。昨年のA7カタールで16エンティティになりました(QRZ.comに海外運用のリストあり)。
  3. テーマ性のある移動運用が好きです。「意外に飛ぶ」と最近はやりの#駅前QRV」は、実は私の命名です。昨年は銚子電鉄公認のもと、「銚子電鉄・みんなで駅前QRV!」を実現しました。POTA(Parks On The Air)も頑張っています。
  4. 自宅の設備は釣竿+ATUで、HFはJT65時代からデジタルに力を入れています。D-STARもDMRもC4FMもやってます。自宅ノード立ててます。

JARLに対して自分ができる貢献

  1. 弁護士としての知識・経験を惜しみなく投入し、組織運営の透明化・活性化に貢献します。
    • 私が代理人を務めた会計帳簿開示請求の裁判により、前会長・JG1KTC髙尾義則氏の時代の使途不明金(「会長 打合せ」と称する飲食費など)が明らかになりました。前会長はJARL執行部を去りましたが、このような不祥事が二度と起こらない体制作りを進めます。もうあの時代に戻してはなりません。
    • 昨年の社員総会で議長を務め、理事・執行部からの充実した回答、速記録の復活、社員の事前質問に対する回答書の公開などを実現しました。さらに「開かれた社員総会」を目指します。
  2. 地方本部・支部の活動を支援します。
    • 選挙で当選した地方本部長が、他のエリアの社員の反対で否認されるのはおかしいとの声を受け、昨年の社員総会で、「地方本部長選挙」創設を提案し、可決していただきました(賛成してくださった社員の皆さま、ありがとうございました。)。今回の選挙から「地方本部長選挙」が実現しています。
    • 次は「地方本部・支部長会議」の創設を提案します。地方組織の活性化が、JARL全体の活性化に必ずつながると信じています。
  3. JARL本部の立案能力・事業執行能力を強化します。
    • 新しい委員会(「法務・パブコメ対応」「広報」「オンラインイベント実行」等)を提案して「委員会」活動を活発にし、自分も働きます。
    • 「全国区社員」を提案します。私たちの趣味は、全国レベル・全世界レベルです。地方選挙区ばかりでは、全国レベルで活躍されている方々が出馬しにくいのではないでしょうか。全国に会員がいるクラブの幹部の方などが社員総会に参加できるようにして、建設的なご意見を頂きたいと思います。
    • 「理事会」を強化します。専門的な能力と意欲のある方がもっと「理事会」に参加できるようにし、働く理事会にします。
  4. JARLの広報体制を総合的に見直します。
    • 見にくいJARL Webを全面的に作り直し、ニュースを充実させます。行事の予定に、より簡単にアクセスできるようにします。
    • JARL Newsは、行事の事後報告などをまとめるのに適していると思います。紙は当面残しますが、経費削減のために、見やすい電子化を進めます。
    • メールマガジンは、HTML形式にして読みやすくし、会員限定ではなく一般向け無料メルマガにしてもよいのではないでしょうか。これからアマチュア無線を始めたい方や、アマチュア無線から離れてしまった方にもお届けしたいと思います。
    • たくさんの仲間が、JARLのために貢献してくださっています。なのに「JARLはビューローにしか価値がない」という言葉を聞くと、私は悔しくてなりません。広報を通じて、JARLがいかにたくさんの活動をしているかを知っていただき、JARLの価値を高めたいと思います。
  5. 100周年を超えて、JARLを未来につなげます。
    • 先代から頂いた貴重な留保金を、紙のために食い潰していてはあまりに勿体ない。お金の使い方を全面的に見直し、未来への投資に回します
    • QSLビューローはなくしません。存続させるために動きます。

私は、JA5SUD森田耕司会長の「積極的な活動と情報発信」「組織運営の透明化」を2本の柱とし、クリーンな事業運営を行うというご方針を全面的に支持します。昨年の会長交代後、JARLの雰囲気はとてもよくなりました。前向きで、明るくなったことを、皆さんも実感されていることと思います。

昨年8月の「参与」拝命後、私は、会長・理事会・事務局のお近くで、JARLとアマチュア無線界・無線趣味界を少しでもよくしたいと、微力を尽くして参りました。ですが、「参与」という立場の限界を感じることも確かです。そこで、思い切って、理事に初挑戦することに致しました。

アマチュア無線界には、意欲と能力と魅力のある方がたくさんいらっしゃることを、私は知っています。JARLとアマチュア無線界をよくするために、皆さんと一緒に汗をかきたいと思います。私はそのための「捨て石」になる覚悟です。

(2024-02-09 記)

6件のコメント

  1. 「捨て石」になるなどと言わずに、新たなJARLの「礎(いしずえ)」となってください。

  2. 不要電波の発射によるアマチュア無線通信への妨害についてもぜひ取り組んでください。

  3. […] 髙尾氏は、私の選挙立候補に当たっての所信を記載した2024年2月9日付けブログ記事(https://7k1bib.net/2024/02/09/shoshin-2024/ )中の、「使途不明金が明らかになった」との文言と「このような不祥事」という文言について、そのような事実はなかったから「名誉毀損」「誹謗中傷」である、と主張し、私の記事の削除を求めて来たものです。 […]

コメントを残す