「一括記載コード告示」の改正案に関するパブコメ意見

1.9MHz帯の「3MA」及び「4MA」に「J3E」(SSB)等を含めることとする「一括記載コード告示」の改正案が、パブコメにかかっていました。

アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号を定める告示の一部改正案等に対する意見募集

この改正は、アマチュア無線家にとって、とてもありがたいものです。特に、改正の効果を遡及させる「附則」がキモです。これにより、既存の「3MA」「4MA」局は、わざわざ「J3E」等を追加する変更手続をする必要がなくなります。今後も、この発想でお願いしたいです。

また、今はまだ1.9MHz帯では出られない、A3E(AM)、F3C(Fax)、F3F(SSTV)も、今回の改正が実現すれば、1.9MHz帯で出られるようになります。

なお、475kHz帯の一括記載コードも同時に改正されますが、バンドプランの制約があるので、475kHz帯でSSBが出せるようになる訳ではありません。ご注意下さい。

ところで、今、世の中に出回っている無線機は、1.9MHz帯で「J3E」の技適を取得していません(IC-705が、1.9MHz帯で「J3E」の技適を取得した第1号機になるようですね。)。この点について、大胆な法解釈をパブコメでぶつけてみました。下記の2(b)です。

1 今回の改正を心から歓迎いたします。特に、すでに「3MA」「4MA」の指定を受けている既存のアマチュア局は、改正後の「3MA」「4MA」に含まれる電波型式が指定されたものとみなす附則の扱いは、総合通信局・アマチュア局の双方にとって、手続の負担を大幅に減らすものであり、今後の改正の先例としていただけるようお願い申し上げます。

2 アマチュア界では、1.9MHz帯で「J3E」の技術基準適合証明等を取得していない無線機の取り扱いについて疑問が上がっていますが、以下のように考えてよろしいでしょうか。

(a) 無線機メーカーがいわゆる「同番認証」(https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban16_01000021.html)を取得すれば、何ら問題は生じない。

(b) 全てのアマチュア局の工事設計書には、全ての送信機につき、「電波法第3章に規定する条件に合致する」との文言が入っているはずである。そこで、アマチュア局の免許人が、当該無線機が発射する1.9MHz帯「J3E」の電波は、仮に技術基準適合証明等を取得していなくても、「電波法第3章に規定する条件に合致する」と自己の責任で判断できる場合は、工事設計書を変更する必要は何ら生じないので、電波法17条1項が準用する同法9条1項本文の「総務大臣の許可」が不要なことはもちろん、同条項但し書き、同条2項の「遅滞なき届出」すら不要である。

(c) アマチュア局の免許人が、当該無線機が発射する1.9MHz帯「J3E」の電波は「電波法第3章に規定する条件に合致する」と判断する自信がないときは、工事設計書の変更として、JARDまたはTSSの保証を取得した上で、電波法17条1項が準用する同法9条1項但し書き、同条2項の「遅滞なき届出」を行えばよい。

ご検討をお願いいたします。

さて、どのようなお返事がいただけるでしょうか。

(2020-05-30 記)

「一括記載コード告示」の改正案に関するパブコメ意見」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 【速報】1.8MHz帯「J3E」即日開放! | 7K1BIB/AC1AMの業務日誌

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