TM-702修理

毎日JARLの現状ばかり考えていると鬱屈してくるので、日曜の午後は久しぶりに無線機の修理に当てることにする。対象は、かなり前にオークションで入手したKenwood TM-702。144/430MHzの切り替え式デュアルバンダーである。LED表示が出ないとのことで安めの落札価格だった。

とりあえず開腹し、前面の液晶パネルを外す。本体と液晶パネルは9pinのコネクタで直接つながっているが、このコネクタが導通しているのか怪しいとにらむ。

サービスマニュアルを見ると、LCDを照らす4個の豆球に加え、Fキー(ファンクションキー)を押すと光る2個の豆球が存在している。

本個体は、4個の豆球は光っていないが、Fキーを押すと2個の豆球は光る。ということは、2個の豆球につながっている6番と8番のピンは導通しているが、4個の豆球につながっている9番か5番(あるいはその両方)が導通していないのではないか、加えて+5vを供給している4番ピンも導通していないのではないかと推測。

当初、4,5,9番のどのピンが導通していないのか特定しようとテスター棒をいろいろ当ててみたりしたが、どうもらちがあかない。導通しているはずの2点間に4Ω程度の抵抗値が測定されたりする。まあいいや、特定は諦めて、半ば強引にジャンパー線で接続することにする(笑)。

上の写真は9番(LAMP)と4番(+5V)を接続したところ。この後5番(GND)も接続。電源を入れてみると・・・。

おお!LED点灯!めでたしめでたし(^^)。SWR計とダミーロードを接続して出力を図ると、2バンドとも10Wの出力を確保できている。きれいに掃除して修理完了。

Nikon Df, AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S

暗闇で記念撮影。TM-702は1990年、7K1BIBが開局した年に発売された憧れのリグであった(定価82,800円。学生には買えない。)。この時代のKenwood機は本当にかっこいい。特にTM-702は、サブバンドが右肩に小さく表示されるのが萌える。

同上

実は、憧れが高じて、うちにはTM-702がもう1台ある(笑)。下に写っている電源が入っていない方は、無線通信を愛好する法律家協会(JQ1ZOR)に増設したリグである。

今日修理したリグは、7コールアマチュア無線クラブ(JS1YEY)に寄付することにしよう。7コール仲間も、かっこいい、懐かしいと思ってくれるに違いない。

(2020-03-16 記)

TM-702修理」への2件のフィードバック

  1. 7K1BIB OM
    こんにちは。はじめまして。熊本のJE6CKL と申します。
    早速ですが、TM-702 のランプの修理の記事を興味深く拝見しました。
    私もレストア中の702があるのですが残りバックライトの交換まで何とかたどり着きました。
    4個の豆球の交換の互換LEDですが、電流制限抵抗の選定に対して電流の設定は何ミリAと考えてたらよろしいでしょうか?
    ご教示いただきたく、よろしくお願いします。

    • CKLさん、コメントありがとうございます。今回は、豆球のLEDへの交換はしていないのでご質問の点はよく分かりません。ごめんなさい。豆球にかかっている電圧値を測定し、LEDの定格電流に合わせて抵抗値を決めればよいのではないでしょうか。

      なお、ずいぶん前にTR-851DのバックライトをLED化したときは定電流ダイオードを使いましたが、これだとディマーが効かないので抵抗の方がよいと思います。

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