滋賀県大津市移動運用(霧の比叡山延暦寺と京阪京津線、江若鉄道廃線跡)

・6月10日
この日はオフでした。天気がよければ京都市内の観光地に行ったところですが、残念ながら雨の予報です。そこで鉄ちゃんモードに切り替え、京阪電鉄京津線に乗ることにしました(この記事は「鉄分」多めです(笑)。)。

京津線は、京都市営地下鉄東西線に端を発し、地上に出た後、山科の山々を61パーミルという日本で3番目の急勾配で山越えし、上栄町からは路面、終点びわ湖浜大津駅の直前で大カーブと、とてもとても変化に富んだ路線です。地下鉄と登山電車と路面電車が一度に楽しめるというわけです。鉄道法の免許ではなく軌道法による免許というのもそそられます。タモリ倶楽部でも取り上げられたことがあります(テレビ朝日では2016年5月7日放送  https://tvtopic.goo.ne.jp/program/ex/676/958440/ )。

京阪山科駅で乗車、山越え部分では座っていても勾配を感じることができました。びわ湖浜大津駅直前では鉄輪が線路とすれて上がる鳴き声を聴き、約15分の小旅行を終了。噂に違わず変化に富んでおり、堪能しました。

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京阪山科駅にて。

びわ湖浜大津駅の駅前に出ると、交差点をまたぐ大きな歩道橋の上から、琵琶湖に浮かぶ大きな遊覧船が見えます。

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電波が飛びそうな気がしたので430MHzでCQをだしたところ、なんとちょっとしたパイルアップを浴びます。そして、最後に呼んでくださったのが、8日夜にQSOしてくださった大津市のJK3JXP局でした。短い滞在期間に2度も呼んでいただけるとはとても光栄です。

JXP局にご紹介いただいた浜大津駅前の中華の名店「趙さんのお店」に入り、酢豚定食で昼ごはん。味に深みがあり、とても満足しました。ひっきりなしにお客さんが出入りしているのも納得です。

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さて、浜大津駅にもどり、京阪電鉄石山坂本線の一方の終点、石山寺駅まで。駅は瀬田川の川沿いにあり、そこはかとない旅情が漂います。学生がレガッタの練習をしていました。

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石山寺駅から石山坂本線を戻り、反対側の終点、坂本比叡山口駅まで約30分。これで石山坂本線を完乗です。この時点で幸い小雨がぱらつく程度だったので、思い切って比叡山に上がることを決心し、駅前のタクシーに飛び乗ります。坂本ケーブル駅までは車で5分くらい。徒歩だと15分とのことですが、ずっと上り坂なので車が正解でしょう。ちょうどケーブルカーが発車するところ、こちらにも飛び乗ります。

実は乗るまで知らなかったのですが、坂本ケーブルは2,025m、日本最長のケーブル路線だそうです(http://www.sakamoto-cable.jp/cable/charm.html)。確かにこんなにカーブの多いケーブルカーは記憶にありません。途中でケーブルが外れたりしないだろうかと変な想像をしてしまい、少しスリルを覚えます。昭和2年の開業ですが、現代では、こんな線形の路線に果たして免許が下りるのだろうかと思えます。

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ケーブルカーには必ずある、上りと下りの交換部分。

約11分で延暦寺駅に着きます。大正14年建造の駅はとても趣があります。DSC_0222.JPG

ここから10分ほど歩いて、初訪問の延暦寺。国宝・根本中堂に入ります。改修工事中で鉄筋の屋根がかけられていますが、中に入ると厳かな雰囲気で凛としています。

外に出ると、もやがかかっていました。深山幽谷、霊山の雰囲気が濃くなってきます。天台宗の創設者・最澄だけでなく、各宗派の創設者がここで修行したのか・・・人々の祈りが、場所をキリリとしたものにしています。DSC_0227.JPG

でもそば屋や土産物屋、ホテル風の「延暦寺会館」もあり、中では洋菓子系のお土産なんかも売っていたりして、混沌とした雰囲気に少し混乱させられます。

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で、せっかく高いところに上がってきているので、無線機を取り出します(笑)。430MHzでJK3JXP局をお呼びし3度目のQSO。その後CQを出すと、さすが標高800メートル、次々と呼ばれ、20分の間に5局とのQSOをログに残すことができました。

そこでさらに欲張って2mメインチャンネルでCQを出したのですが、サブチャンネルに移ってスタンバイしたところで残念・・・電池切れ。お呼びいただいた方がいらしたら申し訳ありませんでした。。。後ろ髪を引かれる思いで、ケーブルカーで下山しました。

下山後、びわ湖浜大津駅に戻る途中、三井寺駅で下車。琵琶湖方面に少し歩くと、「大津絵の道」という遊歩道がありますが、これは、かつて浜大津と近江今津を結び、1969年に廃止された江若鉄道(こうじゃくてつどう。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E8%8B%A5%E9%89%84%E9%81%93 )の廃線跡です。「大津絵橋」の下には鉄道時代の橋台が残っています。

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見る人が見ればわかる、いかにも廃線跡らしいカーブ。
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そして、おそらくこれは、江若鉄道時代から残る境界杭。DSC_0242.JPG

廃線跡を堪能しつつびわ湖浜大津駅に至り、京都駅まで戻って、東京への帰路につきました。

今回の京都・滋賀訪問は、正味わずか48時間の滞在でしたが、今回も無線を通じた人々との数多くの出会いがあり、鉄分補給もできて、とても有意義な週末でした。

(2018年6月18日記)

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