山岳でのアマチュア無線による非常通信

ローカルクラブのメーリングリストでアマチュア無線による山岳救援要請が話題になり、私も学生時代に山岳でのアマチュア無線による非常通信を行ったことを思い出した。

当時のログ帳を引っ張り出してみた。1992年7月27日9時ころであるから、もう24年も前のことになる。

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1992年ということは、大学4年生の夏。このときは宝剣岳に登ったらしい。お手軽ロープウェイを使ったかどうかは忘れた。恐らく宝剣山荘に泊まって、翌朝三ノ沢岳に向かったのだろう。その途中、午前9時ころにJRφFDA局と非常通信を行ったことが記録されている。

当時使っていたRigはC450。三ノ沢岳付近で動けなくなり昨夜からビバークしていたパーティから声をかけられたと記憶している。私が腰かどこかに無線機を付けていたのをごらんになったのだろう。

430メインで非常通信の呼びかけを行うと、JRφFDA局が応答してくださった。タクシーの運転手の方で、すぐに駒ヶ根警察に行ってくださった。

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JRφFDA局は、警察にいたアマチュア局・JGφAYQ局に交代。私はこちらの状況と、ヘリを呼んで欲しいとの要請を伝える。ヘリが手配されたことを確認したのち、我々はその場を離れた。その後、上空をヘリが飛んでいったことを見て、これで大丈夫と安心したことを鮮明に記憶している。無線が救助に役立った瞬間であった。

今でこそ携帯電話は普及したが、山岳地帯での過信は禁物である。遭難は起きないで欲しいが、いざ起きてしまったときのために、自分のためにも人のためにも、準備と鍛錬は怠らないようにしたい。

 

 

 

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